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(写真:宇宙と地球の境目まで行った時) |
私の知人で、生まれつき心臓が弱いお子さんをもつ方がおります。
その方が、「そういう子を産んだ私が悪いんだけれど」と、仰いました。
私は不親切にも「それも宝です」と伝わらない言い方をしました。
隔世遺伝はDNAの見地から語られることが殆どですが、
人間の体は母親の体内で形作られることを考えると、
そのお子さんの特質は祖母に由来しています。
祖母のお腹の中で母親の体、その組織である子宮は作られ、
祖母によって作られた子宮で母親はそのお子さんを産む。
ですので「そういう子を産んだ私が悪いんだけれど」と自分を責めることは、
祖母を責めることになり、ひいては先祖をも責めてしまい、先祖が悲しむ。
それゆえ、そのお子さんの病気なり特質をゆるすこと。
それは祖母をゆるすことになり、先祖をゆるすことになります。
先祖は自分の罪をゆるされた感謝と感激で、そのお子さんを全力で応援し、力になってくれます。
お子さんを通じて先祖をゆるす道がある。先祖に喜んでもらう道がある。
その道を作ってくれたのが子供という宝です。
そのお子さんを作ったのは、ずっと続く先祖たち。振り返ってみれば、宇宙から続く先祖たち。
その先祖が永久に心を手向ける相手があなたであり、子供です。
「愛」という字は、「旡」(振り返る)。ウ冠(宇宙)。心。久しい。で構成されています。
永久に続く先祖に心を向け、すべての存在のみなもとである宇宙にまでも呼びかける「ありがとう!」
すると宇宙が生み出したすべての存在があなたに振り向き 「ありがとう!」を返します。
「愛」という字は、すべての根源である宇宙へと向けられた相互感謝であると思うのです。
日本においては、愛=先祖供養です。
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